長い時間パソコン作業を続けると、目がショボショボしたり
肩がこったり、腰が痛くなりますよね。
どうしても、やらなけれがならなくても休憩は必要ですね。
でも、時間に追われている人はパソコンをやりながらでも
腹式呼吸をするだけで、疲れ方が違います。
腹式呼吸はその他、人間の体にはいいことだらけなので
毎日やっていてば、習慣になってきますので
いつも腹式呼吸をすることをお勧めします。
腹式呼吸がなぜいいのか?
まず、人間は呼吸をしないと死んでしまいますね。
そして、呼吸は無意識にやってますね。
手を挙げるとか、歩くとかは意識してやりますね。
無意識で生きるために息を吸ったり、血液を流したりする
働きを司っているのが、「自律神経」です。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。
交感神経とは
交感神経と副交感神経は正反対の性質があります。
交感神経は昼間働いている時や、運動をしている時に活動します。
ストレスを感じていたり、緊張していたりするときも
交感神経が働いています。
心拍数は上昇して、血管が細くなっている状態です。
副交感神経とは
副交感神経が働いているのは、主に眠っている時などの
リラックス状態の時です。
お風呂に入っている時や、ゆっくりと夕食をとっている時や
マッサージを受けている時なんかですね。
心拍数も落ち着いて筋肉も緩んでいる状態です。
気分もいい時のことですね。
気分によっても変わる
交感神経や副交感神経は気分によって変わってきます。
気の合う仲間や、大好きな人との食事では
副交感神経が多く働きますが
嫌いな上司とのイヤイヤの食事では
交感神経が強く働きます。
家庭の中でも喧嘩をしている時は
交感神経が強くなります。
そして、交感神経が多くなると「自律神経失調症」になって
病気になります。
ストレスや嫌なことが続いてしまうことですね。
呼吸が浅くなる時
ストレスが溜まったり嫌なことがあった時は
呼吸が浅くなります。
そして、交感神経が強く働きます。
上司にガミガミ嫌みを言われたり
家に帰って喧嘩したりした時は
呼吸が浅くなります。
これが繰り返されると、交感神経だけが強く働いて
自律神経失調症になります。
腹式呼吸の効果
そこで、登場するのが「腹式呼吸」です。
ストレスの多い生活で、呼吸が浅くなって
交感神経が働いているので、腹式呼吸で
呼吸を深くして、副交感神経を意図的に
働かせて体の中の機能を正常にするのです。
腹式呼吸の効果は、緊張をほぐしたり
リラックスして眠れたり、食事の時の胃腸の
働きを良くして、健康を保ってくれます。
呼吸法だけは、意図して自律神経を操作できます。
腹式呼吸のやり方
まず、姿勢を正して鼻からゆっくり吸います。
お腹の中に吸うイメージで、もう吸えないところまで
吸います。ゆっくりと吸ってくださいね。
おへそのあたりに指を当てると、お腹が膨らんできて
吸ってるなーって感じがわかると思います。
限界まで吸えば、吐くしかないので
口からゆっくりと吐きます。
この時もお腹な当てた指でお腹が引っ込んでいくのが
わかると思います。
これは、立ってやってもいいしパソコンやりながらでも
いいようです。
とにかく姿勢は良くしましょう。
腹式呼吸は癖にしよう
腹式呼吸は普段パソコンをやっている時に
癖にしてしまえばいいと思います。
無意識に腹式呼吸をやれば、姿勢も良くなるし
血流も良くなるので、肩こりや腰痛も減ると思います。
運動する人は試合の大事な時には、腹式呼吸で
緊張をほぐすといいでしょうね。
PKを蹴る前とかゴルフで大事なパットの前とかですね。
試験の前とかもいいでしょうね。
さらに、腹式呼吸に慣れてきたら
鼻から息を吸う時に、とってもいい気分になるものや
理想の世界にいる自分を吸い込むといいでしょう。
川のせせらぎで気持ちのいい空気と鳥のさえずりなんかを
イメージして吸い込んでもいいかもしれません。
そして、吐き出す時には嫌なことやイライラしていたことを
口から吐き出すイメージですね。
これが出来てくると、すっきりといい気分になります。
これは、だんだんと慣れてきてからですね。
腹式呼吸を繰り返していると、血流が良くなって
胃腸も良くなって、リラックスして気分も良くなって
いいことだらけです。
しかも、タダでできます。
お金をかけなくても健康になる方法は
たくさんあるので、日頃から意識していると
結構見つかるかもしれませんよ。
コメント